骨切りナタは、クレバーナイフとも呼ばれる特殊な刃物です。片刃仕様ですので、両刃のものより鋭く切断できます。ただし、右利き専用となっていますのでご注意願います。
刃材にはステンレス特殊鋼8A材を使用しており、日本鋼(ハガネ)の刃物に比べて折れや欠けが起こりにくい特長があります。
また、ミネの厚みが5mmあるため、刃物の重さを活かして振り下ろすことで、簡単に切断が可能です。
特に骨付き鶏肉の切断に最適で、用途に特化した性能を発揮します。お肉屋さんでも使用されるプロフェッショナル向けの刃物です。
■骨切ナタの形状について
骨切ナタは大きく「両刃」と「片刃」の2種類に分けられます。
本製品は片刃仕様で、右利き専用となっていますのでご注意ください。
●両刃の特徴
・片刃と比べ刃角が広く、刃欠けしにくい。
・切れ味は片刃よりやや劣るが、刃先の芯が中心にあるため、切断対象が「V字形状」に割り込むように切れる。
・利き手を問わず、右利き・左利きどちらでも使用可能。
●片刃の特徴
・両刃と比べ刃角が鋭いため、切れ味が非常に鋭い。
・刃先の芯が片側に寄っているため、切断面が「レ字形状」となり、真っすぐな切り口の形状で切ることが可能。
・傾斜方向に刃が進みやすい特性があるため、片刃は熟練者向けの刃物です。使い方次第では刃欠けやこじりが発生しやすい一方、そのリスクを補う切断面と鋭い切れ味が大きな魅力です。
・利き手を選ぶ片刃は右用、左用の専用形状がある。
●使用時のポイント
刃物は食材に対して直角に構え、真っすぐ振り下ろすこと。
刃欠けの原因となるため、決してこじらないようにしてください。
関節部分の切断には注意が必要です。
関節を直接切ると不安定になりこじりやすいので、骨スキ包丁などで解体してから切ることをお勧めします。
片刃のナタは重さを活かして使用するため、取り扱いには十分ご注意ください。
正しい使い方をすることで、その切れ味と性能を最大限に引き出せます。
■包丁の大きさ 全長:308mm 刃渡り:180mm 重さ:715g ■仕様 刃部:ステンレスモリブデン鋼/ 8A 柄部:黒合板/強化積層木 ■日本製 ※モニターの発色の具合によって実際のものと色が異なる場合があります。 |